スタッフメッセージ
■ キャラクターデザイナー/よねやませつこ ■ 1/24 new
 はじめまして!
 キャラクターデザイン、作画監修等を担当させていただいた、よねやませつこです。
 ゲームの仕事に関わらせていただくのは今回が初めてで、緊張したり、楽しかったり、戸惑ったり、嬉しかったり!
 普段は主に漫画の仕事をしているのですが、それとはまた別の、貴重な体験をさせていただきました。
 まだまだ未熟者ではありますが、できる限りの力を尽くしたと。
 今はただ、手に取って下さった方に楽しんでいただければいいなぁーと、祈るばかりです。
 よろしくお願いします!

■ サウンド/阿保剛 ■ 1/24 new
 こんにちは。BGM及び効果音を担当致しました阿保剛です。
 いよいよ発売間近となってまいりました!スタッフもドキドキワクワクです。
 メモリーズオフとして新たな視点で展開される本編ですが、シリーズ同様のコンセプトでサウンドはデザインしました。
 より繊細となったお話に合うようにと気を配りつつ、今回のテーマの1つでもある音楽シーンを意識してBGMを作りました。
 従来のシリーズをご存知の方、そして初めて「メモリーズオフ」へ触れる方へと、新しい音として物語を演出し、本作品が心に残るようにと頑張りました。
 5pb.で音楽を作るようになってのPS2用ソフト1本目という事もあり気合いも入れています。
 限定版の中に全BGMを収録したサウンドトラックCD(2枚組!)も含まれていますので、音楽単体でも聴いて頂ければ幸いです。
 宜しくお願い致します。

■ ゲームディレクター/須藤英男 ■
 明けましておめでとうございます。

 ディレクターの須藤です。
 5pb.始動時のweb特別コメントを手始めに、夏コミの冊子編集後記等を利用して
 秘密裏に開発中であることを告知していたタイトル”ユア”も今月末についに発売です。

 男性向けとしてスタートした同シリーズではおなじみの”誰にでも楽しめる、映画やドラマのような——恋愛のいい面だけではない、つらさや切なさ、恋愛関係が引き起こす人間関係の変化などに焦点をあてる”というストーリーコンセプト部分を引き継いだ女性向け作品となっています。
 ストーリーコンセプトを生かしつつ、ライター清水さんのご協力を得ることで他にも様々な趣向を散りばめた物語となりました。
 登場キャラクター各々との恋愛ストーリー…お楽しみに。

 PS.
  2/8に秋葉原にて、”ユア”の発売記念イベントとして、緑川さん、置鮎さん、藤重さんらによるトークショー等を行います。
  お時間ある方やお近くの方はぜひいらしてくださいね。

■ サウンドディレクター/高井 麗 ■
 明けましておめでとうございます(^○^)

 "ユア"ではOP/EDテーマをはじめとする歌楽曲制作担当しました高井麗です。
   2008年"ユア"がやっと皆さんの所にお届けできる年になりました!

 この作品に登場するキャラクター達、もちろんみんなそれぞれにカッコよくて、魅力的なんですけど、男子ならではの、そのプライドの裏にある人には悟られたくない"弱さ"がとても小気味よく描かれていて、そのリアル感を損なわないように+クールな楽曲作りを心掛けました。
 普段は強い人の"弱さ"ってなんだか自分しか知らない秘密を知ったようで、余計気になっちゃいますよね。
 ほっとけなくなるというか。

 私的には、母性愛系恋愛シミュレーション・・・なーんて。
 "ユア"は、「友情・恋愛・青春」というスタンダードなテーマの作品だと思います。
 でも、だからこそそこに散りばめられているスパイスによって、面白さが変わってくるのだろうな、と。 そのスパイス、かなり効いてまるよお♪ かなりスパイシーです!
 ・・・っと、ここで何だかんだ言っていてもはじまらないので (^^ゞ 

 冬ソナ的中毒性有り(笑)なこの"ユア"が、新年の幕開けと共に一人でも多くの方のハートに響く作品でありますように♪

■ プロデューサー/市川和弘(SDRプロジェクト) ■
 はじめまして、プロデューサーの市川です。
 普段は男性用のゲームばかり作っていますが、今回は女性用に初挑戦です。
 制作にあたって……といっても男性向けの作品を作っていた時から変わらずに考えていることですが、誰にでも楽しめる、映画やドラマのような——恋愛のいい面だけではない、つらさや切なさ、恋愛関係が引き起こす人間関係の変化など、今までの"メモリーズオフ"シリーズ同様のコンセプトを心がけました。
 見所としては、一つの物語を男女二つの視点から追って行くところでしょうか。
 とはいうものの、やっぱり乙女ゲームというジャンルですので、女性スタッフの方々には大変お世話になっています。やっぱり恋愛を女性視点から見る場合は男の感覚では難しいものがありますので…。
 そういった意味では今回は、細かい心情描写などは普段よりもより作り込まれていると思います。

 今まさに開発の最終段階を迎え、スタッフ一同よりよいものを提供できるように最後の調整を行っているところです。

 新しく加わるメモオフの世界——『ユア・メモリーズオフ〜Girl's Style〜』に皆さんぜひご期待ください。

■ シナリオ/清水マリコ ■
 はじめまして。清水マリコです。
 普段は主に、日常に潜むちょっとした不思議、みたいなライトノベルを書いています。
 今回はゲームのシナリオ、それも「メモリーズオフ」のガールズ版ということで、がんばりながらも緊張しました。これを書くいまもあがってます……。

 「メモリーズオフ」の世界では、私が小説でよく書くような不思議は起こらないんですね。
 「ユア」も、基本的にはごくシンプルな、ガールミーツボーイズの物語です。
 主人公は、ある事情で、いまは少し自信をなくしているけれど、歌が好き、音楽が好きな普通の女の子。男性キャラも、表向きには見せない面を持っていますが、あり得ない人はたぶんいません。俊一も清孝も秀巳も拓も理人も、電車に乗ったら隣に座るかもしれない身近な人です。
 でも、たとえばバンドのメンバーとして、何かを表現する世界に足を踏み入れるのは、そんな日常の続きでありつつ、日常と違うどこかを目指すことでもあると思います。そこで彼らは、通りすがりの知らない人から、特別な時間を共有する、心を見せあう仲間になります。
 けれども、誰かと距離が近くなるのは、ハッピーなだけではないですよね。思いがけない影の部分を見ることもある。あるいは対立、ときに痛みも共有して、いつか、かけがえのない恋人に……なるかどうかは、プレイされる方次第です。
 大きくいえばシンプルだけど、小さなところにときめきを散りばめられたらいいなと思って書きました。恋って何かな自分を表現するって何かなみたいな青春世界を、彼らと笑ったり悩んだりしながら、楽しんでいただけたら嬉しいです。