千羽谷大学の2年生「河合春人」は、
映画作りという夢を目指して、小さな映画サークルに所属している。
だが春人は、1年前に親友「日名雄介」の死をきっかけに、
その夢をあきらめかけていた。

そんな春人の前に突如現れた謎の女「仙堂麻尋」
彼女の登場で、「日名あすか」をはじめとする
仲間たちとの間に、微妙な変化が訪れる……。

立ち止まったままの春人の胸にかけがえのない想いが宿るとき、
途切れたフィルムは静かに回り出す。
そこには、どんな未来が映っているのだろう……?